台風８号の本州上陸の恐れが高くなってまいりました。皆さまどうか、お気をつけください。
今から２年前の２０１９年１０月１２～１３日、台風１９号が長野県内に最接近し千曲市～飯山市にかけての千曲川流域で氾濫被害が広がりました。
お店に近い、長野市穂保では約７０メートルにあたって堤防が決壊。２階ちかくまで水に浸かった住宅も出るなど甚大な災害はまだ記憶に新しいところです。
そんな中、真っ先に支援のお電話をくださったのは、愛知県の工房「萬勇鞄」さん。当時、専務取締役の服部様（現在・同社社長）ランドセルが流されて困っていらっしゃる方いれば何なりとお力になれます！というありがたい一報でした。
数日後に豊野地区で被災された小学校２年生（当時）の女の子が、カザマランドセルを持参しお母さまとご来店。
汚水に流され、泥まみれとなったランドセルは、かぶせにも傷が入り、細かな金具類全てが泥にまみれていました。
カザマランドセルさんは、私共からランドセルが届くとこれを丁寧に洗浄し、天日干しして臭いを出来る限り取り除き、細かな金具やパーツを全て交換。ただ傷までは直せません、そこで、新品のランドセルとの交換でもOKとのご対応を頂きました。
ランドセルの修理品と新品のランドセルを目にした女の子、どっちでもいいよ・女の子はおじいちゃんおばあちゃんに買って貰った修理されて来たランドセルをお選びになりました。お母様もそんなお嬢さんの選択を優しく見守られていました。

毎年のようにどこかで起きる台風災害、６年間という長いお付き合いのランドセル。信頼と実績の工房を選ぶのも一つの選択方法だと思います。